41歳という年齢も凄いですが、7度目のオリンピックで銀メダルを獲得した諦めない精神はもっと凄いです。
まさしくレジェンドと言う名に相応しい選手。
私は葛西選手が長野オリンピックの団体で金メダルを取ってるものだと思ってましたが、直前に怪我してメンバーから外れてたんですね。
同年代の選手が引退していく中で自分だけ金メダルがない。
自分は長野オリンピックの団体メンバーには負けてない。
これで終われないという気持ちがソチオリンピックでの銀メダル獲得に繋がったんでしょう。
もし、怪我せずに長野オリンピックの団体メンバーに選ばれて金メダルを取っていれば、葛西選手の現役生活は違ったものになっていたのかも知れません。
今回の葛西紀明選手の銀メダル獲得のいきさつを見ていると、サッカー界のキングカズこと、三浦知良選手と似ているなと感じた。
カズもフランスW杯の直前でメンバーから外された。
当時、岡田監督のやり方に批判はありましたが、直前でW杯のメンバーから外されたことが、今でもカズが現役選手としてプレーしている活力になっているではないか?
もし、カズがフランスW杯に出場していたら引退していたかも知れない。
二人はコメントが凄く似ている。
銀メダルを獲得した葛西選手のコメント
「金メダルを獲って本当にレジェンドと呼ばれたいなと思っていたんですけど、また目標ができたので、金メダルという目標に向かってまた頑張っていきたいなと思います。諦めずに金メダルを目指して頑張ります」
サッカー日本代表が5大会連続となるW杯出場を決めたカズのコメント
「14年のブラジルW杯は、日本人の誰にでも出場できる権利がある。高校生にも大学生にも、46歳の僕にあっても間違いじゃない。毎日を全力で過ごしながら日本代表を目指していきたい」
二人ともメンバーから落選したことをバネにして更に夢を追いかけているところが素晴らしい。
カズに関して言えば、年齢的にもW杯出場は限りなく0に近い。
でも、フットサル日本代表に召集された時にこんなコメントを言っていた。
「フットサルで得た技術をサッカーに活かしたい」
カズのこの言葉からサッカーがうまくなりたい。W杯に心底出たい気持ちが伝わってくる。カズは本気でW杯を狙ってるんだなと。
今回の葛西選手のまた目標ができたので、金メダルという目標に向かってまた頑張っていきたいなと思います。諦めずに金メダルを目指して頑張りますの言葉はテレビ向けのコメントではなくて本気の言葉。
レジェンドとキング。
2人が歩んできた道は凄く似ている。

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