甲子園の準決勝で花巻東が負けた。大会打率7割、出塁率8割の2番打者の千葉選手は4打数無安打。
前日にサインを盗んでいると注意されたのが、尾を引ているのかと思ってたらもう一つの注意を受けてた。
バントに近い構えからファウルで粘るためにボールを頻繁にカットしていたスタイルが高校野球特別規則・17の項目に抵触すると伝えられた。
身長156cmでどうにかして塁に出ようとするスタイルができなくなった。
私は千葉選手のスタイルはあまり好まない。
しかし、小さな体格を活かしてなんとかチームの為に役に立とうとしている気持ちは充分に伝わってくるものがあり学生時代を思い出す。
私は野球とは違うスポーツをしていた。中学時代は全国大会に出場した。
学生時代の休みは盆と正月のみであとはひたすら練習に打ち込む生活。野球みたいに競技人口が多くないスポーツでもそれぐらいの練習をしていた。
血尿でる時もあれば、点滴を打ちにいったこともある。
156cmの体格で甲子園の常連校で3年間続けるだけでも大変だと思うが、そこでレギュラーを取って、更に甲子園で活躍している彼は相当、練習しただろうし努力もしたはず。
何故、大会途中でルールの通達があったのか?
少なからず、準々決勝でのサイン盗みの注意が関係しているのではないかと思う。
監督の指示なのか、チームを勝たせたい自分の判断なのかは分かりませんが、あそこでアンフェアなことをしたので、目をつけられたのかと勘ぐってしまう。