介護現場で指導的役割を担う介護福祉士を養成する学校への今年度の入学者数が過去最低を更新する一方、外国人留学生が倍増し、全体の約6分の1を占めることが、日本介護福祉士養成施設協会(東京)の調査でわかった。海外で日本の介護市場への関心が高まる一方、介護職を目指す日本の若者の減少には歯止めがかかっていない。
協会が介護福祉士の養成課程がある全国の大学や専門学校など365校について調査、集計した。今年度の入学者数は6856人と5年連続で減少し、定員に対する割合(定員充足率)は44・2%にとどまった。
2000年頃の介護福祉士の専門学校は定員があって試験に落ちて入学できない人までいたぐらい人気がありました。大阪では美容師の専門学校に介護福祉科ができたくらいです。それだけ人気があったのに10年前から専門学校での定員割れがニュースになり、現在は44・2%まで下がり介護福祉科を閉鎖せざるを得ないとこまで来ています。
子供の減少もありますが、薄給で重労働や人手不足の環境がテレビなどでクローズアップされれば、おのずと親や学校の先生なんかも積極的に介護の道に勧めることはしないでしょう。

貧乏日記 ブログランキングへ
【関連する記事】
- 社長が神様のように祭られている法人はブラックの可能性が高い
- 介護職員への慰労金はピンハネできないようにしてほしい
- 仕事があるのは有難い
- 「ありがとう」が貰える仕事が介護です
- 介護士の給料を一律で5万円上げてほしい
- 2号店の黒字化とデイサービスのノウハウ
- 訪問介護の女性ヘルパー殺人事件
- 男性の介護福祉士で年収350万円以下だったら転職した方がいい
- マネジメントする側になって収入を上げる
- 20年後の日本を考えると市街地で住むことをお勧めする
- 仕事で焦りが出ています
- 介護ロボットに介護されたい人が80%以上もいる
- 介護離職ではなく介護不倫がある
- 苦戦続きの2号店
- 介護離職で人生が変わる
- 運営する側は虐待が起こらない環境を作らないと
- 介護職で正社員を目指しましょう
- 悪質な嫌がらせで車40台がパンク
- 3カ月のブランクを実感
- 小さなほころびが大きくなり混乱を招く