YouTubeで落語家・桂春蝶の「貧困は自分のせいか」についての動画を見た。発端は落語家・桂春蝶がTwitterで貧困についてツイートして炎上したところから始まった。
Twitterという短い文章では本意は伝えれず炎上したわけだが、この人が言いたかったのは生まれながらに重い障害や重病の人に対してではなく、働けるのに生活保護を貰って生活している人間に対してのメッセージだったのではと考える。
私がこのブログで、働けるのに生活保護を貰っている人を批判している。私は無名で桂春蝶は有名な人だけの違いで、根本的に私も働けるのに生活保護という国の財布にぶら下がっている輩に「向上心のない人間」という烙印を押したい。
動画はバイキングだったんだけど、坂上忍、フット後藤に岩尾という同じ芸人(坂上忍は芸人でない)から総スカンを喰らうとは。落語家・桂春蝶も思っていなかっただろう。岩尾なんて「「落語家さんなんか、一門とか師匠とかあったり、直の営業とかメチャクチャ行きやすいじゃないですか。食いやすいんですよ、そもそも」のコメントは貧困問題から的が外れたコメントをしている。
なんか生活保護を受けるのは当然の権利であり、不正受給は全体から見るとごくわずかだから問題ではないと聞こえる。
厚生労働省は、2015年度(平成27年度)の生活保護の不正受給の状況を 全国厚生労働関係部局長会議 の資料(社会援護局詳細資料2)の中で公表しました。不正受給の件数は4万3938件、不正金額は169億9408万円(過年度の支出分を含む)。1件あたりの金額は38万7千円でした。これに伴う保護の停廃止は1万0587件。悪質性が高いとして刑事告発に至ったのは159件でした。
15年度の保護費の総額は3兆7786億円(予算ベース)。不正受給額をそれで割ると、0.45%
0.45%というのは不正受給が発覚した数字。こんなもの氷山の一角で、見つからず不正受給をしている人はいる。働けるのに働けないと申告しているのは不正受給に当たらないので、それを含めるとパーセンテージは上がる。
生活保護を1年貰うと労働意欲が低下する。10年貰い続けると再就職は難しい。再就職しても生活保護費以下だったら働かずに受給している方が得策と考えるのが、国の財布にぶら下がっている人間の発想。
テレビでは、スポンサーのしがらみがあり、生活保護問題はぶった切るのは難しい。ネット番組なんかで徹底的に議論すればいいのではないか。

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ラベル:生活保護
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