2017年11月23日

介護保険制度を維持するためには、不必要なサービスは排除すること



よくコメントをくれる訪問者さんの質問に答えたいと思います。


こんばんは。コメント失礼いたします。

どちらかというと私は支払っていく方の側ですが、介護保険料はどちらかというと上がってる気がするんですが、介護報酬は減額されそうなんですか。これはよくわからないですね。普通は(介護保険料の)値段を上げると、介護報酬は増えそうなものですけどね。

支払う事が多い側としては主様も含めて、現場の方に手厚く還元してもらいたいと思いますね。



介護保険制度が始まった2000年の介護給付費は3.6兆円でした。それが2016年には10兆円を超えています。介護保険制度が始まって16年で介護給付費は3倍近くに膨れ上がっています。財源を確保するために利用者1割負担が始まった介護保険制度は、所得によって2割負担、3割負担と分かれて介護保険料も2000年に3000円弱だったものが5500円まで上がっている。


このまま少子高齢化が進べば、40歳から介護保険料を支払う第二号被保険者の年齢が引き下げられ、介護保険料1万円の時代がくる。さらに社会保障費を捻出するために確実に近い将来、消費税15%まで上がる。


収入(税収)を増やすことができないのであれば、支出を減らすしかない。


介護保険制度を維持するために介護報酬を減らすことが議論されている。介護報酬を減らすといろんな弊害が出る。法人は収入が減るわけだから人件費を抑制せずにはいられない。施設であれば、配置基準ギリギリの人員での運営せざるを得ない。小規模の施設では一人夜勤が増えて介護の質は低下する。


では、介護保険を維持するためにどうしたらよいか。


まず、できることは生活援助のサービスの中で不必要なサービスは排除することがてっとりばやい。


生活援助3の単位は225単位。生活援助3は、60分のサービスで料理を作ったり掃除したり洗濯したりして約2300円が事業所に入る。230円が利用者の負担で介護給付費は2100円になる。


これを食事の宅配サービスに変えれば500円ですむし、材料費もかからない。掃除はシルバー人材センターの人に時給850円ぐらいでやってもらえばいい。


収入を増やすか、支出をへらすか。今すぐに実行できる後者の支出を減らすことです



貧乏日記 ブログランキングへ



posted by トモ at 23:04| Comment(2) | 介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。コメント失礼いたします。

まず、お忙しい中、丁寧なご返信、またご回答ありがとうございます。

少子高齢化はかなり影響が出てきているみたいですね。介護保険料は上がるのは中には嫌がる方もいらっしゃるでしょうが私自身は構いません。人は支え合いの中で生きていますから。経済的な負担より、それによって支えてくださっている事に感謝します。ただ、介護報酬を減らすのは納得出来辛いですね。

ピンピンコロリ希望ですが、万一、お疲れの方にお世話をしていただく事になるのは気が引けます。私自身、自宅介護の関係でヘルパー2級は持っていますが、研修の時(実習)に介護施設で体験させていただいて難しさは痛感いたしました。

質の高い介護施設には国から報奨金が出たり、スウェーデンではないですが介護職もある程度公務員にするのもひとつの手かもしれませんね。
Posted by 訪問者 at 2017年11月24日 22:34
>>訪問者さん

介護歴30年のベテランの方に聞くと、介護保険制度ができる前は、特養などで働く職員は準公務員扱いで賞与が5.5か月分ぐらいはあったらしいです。30歳で年収450万ぐらい貰ってたみたいです。国がやらなきゃいけないことを民間に丸投げするために介護保険制度を作ったと言ってました。
Posted by トモ at 2017年11月24日 22:48
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。