2017年02月22日

低収入なりの生活をすればいい



 
近年はうつ病などを理由に会社を辞める人が多いが、再び働き始めても収入を大幅に減らすケースも目立つ。37歳のとき、うつ病で都内の大手家電メーカーのSE職を辞めた藤村陽介さん(仮名・42歳)は、茨城県の実家で2年間の引きこもりを経て3年前に在宅ウェブデザイナーとして社会復帰。しかし、年収は前職の680万円から170万円と75%の大幅ダウンだ。

「前の職場では24時間体制のシステム管理の担当で日勤と夜勤が交互にあり、トラブル対応で残業や徹夜は当たり前でした。でも、ある日を境に外出はできるのに、会社に行こうとすると玄関から動くことができなくなった。結局、会社は辞めざるを得ませんでした」

 実家に戻ったあとは、そのまま療養という名の引きこもり状態に突入。それは「仕事を再開した今も生活サイクルはあまり変わっていない」と話す。

 実際、昼過ぎに起きてからはカップ麺の遅い食事を取りながらネット動画を眺めているうちに夕方に。それからようやく仕事に取りかかるが、19時には同居する両親と夕食のためにリビングへ。

「正直、両親は今の僕の状態をよく思っていません。『できれば会社で働いてほしい』、『日中は近所の目があるからコンビニに行かないで』って。まあ、気持ちは理解できるので適当に受け流していますけどね。ただ、会社に勤めたり、在宅でも仕事量を増やすのは難しい。そうするとまた自分が壊れてしまいそうで怖いんです。年収170万円は確かに少ないけど、外で働けない今の自分がメンタルをこれ以上悪化せずに働けるギリギリの額なんです」


仕事をするのは週5日。それも夜10時にはきっちり仕事を終え、それからはオンラインゲームを楽しむ。そして、明け方には床に潜る日々を送っているが、そんな生活をいつまでも続けるわけにいかないことは本人も自覚している。

「今は継続して仕事の依頼がありますが、5年後10年後も仕事があるとは思えません。幸い今は実家なので出費を抑えられ、年間50万円は貯金できるし、年金も一応払えています。でも、一番の不安は70代の両親の健康面。今は元気とはいえ、いつ介護が必要になってもおかしくありません。僕自身がこんな状態のうえ、親の介護なんてできる自信ありませんよ……」


<家計表>
月収 14万2000円
住宅費 0円
食費 4万円
外食費 6000円
水道光熱費 0万円
通信費 8000円
その他雑費 3万円
ローン・借金 0円
こづかい 1万4000円
――――――――――――――――
収支 +4万4000円




私も施設長時代に鬱傾向になった。鬱ぽくなると、朝、起きるのがむちゃくちゃきつい。身体が鉛のように重くて朝、起きるところから戦わないといけない。電車に乗ってしまえば、なんとか出勤はできたのですけど。


当時のは、収入が途絶えると生活ができないぐらいの貧乏生活。精神状態が追い込まれていても、逃げる場所がなかった。今は少しではありますが、2か月分ぐらいの生活費の蓄えがあるので、あの時の状況になっても逃げるという選択肢ができます。


鬱症状は、経験した人にしか分からない。私は退職することで施設長の重圧から解放されて、鬱症状が緩和されたのです。


この方は年収170万に減ったが、年に50万は貯金できている。親と同居しているのが大きいかもしれないが、頼れるとこがあれば頼るのがいい。頼るとこがあると年収170万円でも生活できる。


働くことが制限されて低収入になっても、低収入なりの生活をすればいいだけです。




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posted by トモ at 09:58| Comment(6) | TrackBack(0) | ワーキングプア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
15年くらい前は、過労死が当たり前で。
私はファミレスで正社員でしたが、一緒に働いていた社員さんは、心筋梗塞や脳出血、がんなどで、何人か死にましたね。
とにかく過酷な長時間労働を強制して、うつ病になる気力もないくらい疲弊させて、死においやるって感じでした。

私が店長になった店は、それまで3連続で店長が失踪していて。
いわゆるバックレですが、まあ死ぬよりは良かったでしょうね。
何がしたかったんでしょうね。あのアホ会社。

でも電通の女性もそうなんですけど、「死ぬくらいなら、やめればいいのに」とみんな言うけど、やめられないように、逃げられないように、囲い込まれてるんですよね。
で、最終手段として、自殺するか、重い病気になるかしかない。
そんな仕事、する意味あるんでしょうかね。
最近は、少し風向きが変わって、ブラック企業からはすぐ逃げろ!となってきましたが。

日本って、「一流の会社に就職しなければならない」とか、「せっかく会社に就職したんだからやめたらダメ」とか、「仕事はつらくても我慢しなきゃいけない」とか、「逃げるやつは根性なし」とか、しょ〜もない社会通念で、がんじがらめにされてるんですよね。
それは、会社からだけでなく、家族からもそう言われるので、本人は追い込まれちゃう。

「何やっても生きていけるんだよ」って言ってあげられる人がいたら、いいんですけどね。

管理人様も、がんばりすぎちゃだめよ〜。
Posted by デイちゃん at 2017年02月22日 12:56
>>デイちゃん

私も布団の訪販時代は朝5時に家を出て帰宅は0時過ぎでした。班の売上が達成できていなければ、休みはなしです。殴る蹴る恫喝などがあって本当にブラックでした。

生かさず殺さずで囲われるのが一番きついですよね。洗脳みたいなもので、辞めるという決心というか思考にならない。

私は自分が可愛いので、ブラックだと分かったらすぐ逃げます。

安心してください頑張ることはないですから。
Posted by トモ at 2017年02月22日 21:50
社員研修に参加した人が、「ここは軍隊やわ」と思って、異常を察知し、すぐやめました。
他の人も、「ここは会社じゃない・・」と去っていきましたね。
そうそう、会社の研修、自衛隊に体験入隊して、ほふく前進とか一日中するのとかあったような気が・・。

その会社、オーナー社長は幸福の科学の信者で、新興宗教的な洗脳もすごかったですね。
とにかく人件費を削ったらすごい的な洗脳。
どれだけ少ない人数で回せたか?、少なければ少ないほどすごい、みたいな洗脳。
最後には社員さんは、勤務をつけずに長時間働いて、人件費を削ってましたね。
アホでしたね。
その削ったお金、オーナー社長の懐に入って、幸福の科学に寄贈されるだけなのにね。

ブラック企業で働いた経験があれば、もうだまされないけど、自分の子供は大丈夫かな?とか思うんですよね。
仕事をしていくうえで必要とされる、まっとうな厳しさと、理不尽な厳しさの違いをまだ知らない・わからない若い人が、ブラック企業の餌食にならないことを祈ります。
Posted by デイちゃん at 2017年02月22日 22:56
>>デイちゃん

ほふく前進は初めて聞きました。何のためにやるんでしょうね。丸〇真綿の研修も軍隊形式ですよ。


今話題の幸福の科学ですか。もう、洗脳ですね。


私はすぐに逃げ出す性格なので、真面目な人は心配になります。
ブラック企業はなくなればいいのにと思いますが、なくならないですもんね〜
Posted by トモ at 2017年02月23日 17:58
自衛隊の訓練、根性を入れなおすって意味でしてるんでしょうけど、理不尽なことに耐えられるかためしたり、集団行動ができるか調べたりするためのものなんでしょうね。
で、そこで脱落する奴は、会社で仕事しはじめてもすぐやめるだろ?的なね。

自衛隊と言えば、防衛医科大学校の入学の時、一日目は上級生が新入生に優しいんですが、二日目から豹変!
集合が遅いとか、部屋が汚いとか、何かあるたびに、上級生が新入生に、大声で反省をずっと叫び続けさせる!
たぶん、そういう理不尽な思いに慣れさせ、さらに上には逆らえないぞという上下関係を体で覚えさせてるんだろうな・・と思いました。洗脳、こわいこわい。

ブラック企業がなくならないのは、だまされてそこで働く人がいるからです。
みんなだまされなくなれば、自然となくなるはずですよね。
Posted by デイちゃん at 2017年02月23日 18:56
>>デイちゃん

軍隊式の研修でふるい落とす。人の人生をなんだと思っているんでしょうね。

私みたいに不真面目な人間はすぐに逃げ出すのでしょうが、根が真面目な人は頑張ってしまいます。探せばいい仕事はいくらでもあります。

一つの会社で勤め上げるのが美学みたいなとこが、今の日本にありますので、転職は悪と思われがちになりますよね。


Posted by トモ at 2017年02月23日 21:44
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