2016年08月22日

生活援助の調理は配食サービスに移行するべき



厚生労働省発表によると65歳以上の高齢者である第1号被保険者のいる世帯は、2014年度末現在、2,337万世帯となっています。 これは前年度の2,275万世帯と比べて62万世帯(2.7%)増加となっており、高齢者世帯が増えていることを表しています。第1号被保険者数は、2014年度末で3,302万人。これは日本の総人口の38%にあたり、超のつく高齢化社会はすでに訪れているのでは?という疑問が浮かんできます。

デイサービスの給付費も伸び続けており、利用者負担を除いた給付費は8兆3,786億円となっています。高額介護サービス費、高額医療合算介護サービス費、特定入所者介護サービス費を含む費用額は、9兆5,783億円にものぼっています。

さらには、グループホームや老人保健施設の利用者も増加しています。グループホームとは、認知症を抱えた高齢者が、専門スタッフの援助を受けながらグループで生活していく施設のことです。老人保健施設とは、介護を必要とする高齢者の自立を支援し、家庭への復帰を目指す施設です。施設介護サービスの受給者の割合で見てみても、利用者は要介護度3〜4を中心に増える一方です。





要介護者が増え続けると、介護保険だけでは賄えなくなります。年々、介護費用が増え続けて、このままでは財政を圧迫。団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になる2025年が、介護給付費のピークを迎えるのではないかと言われています。




配食サービスに切り替えてはどうか


介護報酬を少しでも削減するためにやることは、たくさんあると考えています。訪問介護には生活援助で調理というサービスがあります。大体の事業所は、生活援助2(20分以上45分未満)で調理のサービスを提供しています。生活援助2で183単位になり、約2000円ぐらいのお金が事業所に入ってきます。約2000円の内訳は、利用者が1割負担、もしくは2割負担で約200円〜約400円を負担。あと残りが介護保険で賄われます。



たかが、45分調理を1回するのに1600円〜1800円の税金が使われているのです。調理をするのに食材も必要になります。


少し乱暴な言い方ではありますが、思い切って配食サービスに移行しては良いのではないかと、思います。ちなみ配食だと、1食あたり600円ぐらいで済みますし、バランスの良い健康的な食事を届けてくれます。




掃除や買い物代行はシルバー人材センターにアウトソージング


70歳を過ぎても元気な人はいます。掃除や洗濯、買い物代行はシルバー人材センターに登録している人に時給900円ぐらいでやってもらえばいいと、考えます。45分掃除や買い物代行を1回して、利用者の負担が約200円〜400円。介護保険から支払われるのは約1600円〜1800円は、税金の無駄遣いとしか思えないです。


訪問介護事業所で働く身としては、生活援助のサービスがなくなるのは、大打撃です。全体の売り上げの30%ぐらいがなくなることになります。それを承知の上で、配食サービスやシルバー人材センターへのアウトソージングに切り替えてはどうかと、真剣に思っています。




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posted by トモ at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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