2015年09月10日

現場で働く介護職員が見る老人ホーム転落死の事件





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職場では、有料老人ホームの不可解な転落死の話題で持ちきりです。





ニュースなどで取り上げられることが多いので知っている人は多いと思いますが、概要を説明すると、川崎市幸区にある有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で、去年11月と12月の2か月間に86歳から96歳の3人の入居者がベランダから転落して死亡した件。




3人が死亡した日には、いずれも20代の男性職員が宿直勤務に当たっている。その男性職員は、今年5月、入所者の金などを盗んだとして懲戒解雇となっている。









事件ではなく、事故として片づけられていますが、不自然な点があります。




・2カ月間で3人も転落死



・3回とも同じ男性職員が夜勤だった


・3人の入居者が落ちた場所や時間帯が同じ


・1.2メートルの柵を乗り越えて転落している


・転落の通報がある前に言い争いが聞こえた








男性入居者の身長は160p、女性入居者の身長は140pで要介護度が2と3。




現在働いている施設の要介護度3の入居者に当てはめると、自力で120pの柵を越えるのは不可能。認知症であるなしで、ADLは変わってきますが、いくら認知症だからと言っても真冬に120pの柵を乗り越えるとは考えにくい。









施設で横行していた虐待





Sアミーユ川崎幸町では、男性職員4人が今年6月に、現在も入居している85歳の女性の頭をたたくなどしたとして、川崎市が改善を求める指導を行っている。



虐待を受けた女性の長男は、「暴力をふるわれた」と母親からの訴えを聞いて、部屋にカメラを設置し、職員の対応を撮影して、川崎市に通報した。






私も映像を見ましたが、男性職員が女性の頭をたたく様子、座り込んだ女性を抱え上げてベッドに放り投げる様子、女性の介助をしながら、「ババア汚ねえなあ」、「うるせえ黙れ」などと恫喝。職員を呼ぶための緊急コールボタンを取り外そうとしたり、「押すと爆発する」と嘘を言ったりする様子が映ってた。





女性の長男は「施設側は、撮影するまで、母親や自分たちの訴えに取り合わなかった」と話し、今後、警察に告訴する考えを明らかにしている。







今も入居している人の家族はどんな思いで、入居させているのか? そんなところに自分の親を預けて不安ではないのだろうか?




現場では介護者がつねられたり、叩かれたりしているのが現実で、介護者だけを責めることはできないという論調がネット上で見られるが、そもそも施設に入居される方の大半が、なんらかの病気を持っていたりする。




利用者に叩かれたからと言って叩き返すなんてのは言語道断。そんな人が介護に携わる資格はないし、思いやりの気持ちがないのかと問いたい。




こんなことを書くと、綺麗ごとをいうなという人もいると思いますが・・・・・・






不自然な転落死、現場で働く介護職員の窃盗と虐待。問題のある施設であることは間違いありませんね。







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posted by トモ at 07:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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