月末は実績に追われるので帰宅が遅くなる。普段より遅く帰宅すると、妻はテレビを見ていて、長男はスマホで動画を見ていて次男は寝ている。
一人暮らしが長かったので、帰宅して家に誰かがいるとホッとする。
私がスーツを脱ぐと同時に晩御飯のおかずを温める妻、スマホを見るのを辞めて話しかけてくる長男。寝返りをうって畳の上で寝る次男。次男の寝相の悪さは私譲り。私は昔から畳の上で寝ると妙に落ち着くので、遺伝なのかもしれない。
今日のメインのおかずは豚の生姜焼き。家族で食べると、もっと美味しく感じるのだろうと味噌汁をすするが、独りで食べていても同じ空間に人がいると嬉しいものだ。
家族いることが私の労働力のバロメーターになっている。家族がいないと、壁にぶち当たったら「これくらいでいいか」と諦めるだろうし、引っ越しをしようとも考えない。
独りぼっちで、その日暮らしの寂しい人生に違いない。
仕事が多忙で夏休みが取れない。今のところ休めるのは日曜のみの週1で、近所の市民プールぐらいしか連れていけないが、一家の大黒柱である私は家族の為にこれからも働き続けるのだろう。

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