嫌なことから逃げ出して転職を数十回繰り返した。30半ばを過ぎたところでやっと今の会社に落ち着いている。思い返せば、20代の頃は働くのが嫌で嫌で仕事中は早く時間が経たないかなと、何度も時計を見るくらい労働が嫌いだった。そんな人間でも妻と二人の子供を養うためには仕事をしていかないといけない。
独り身だったら、非正規社員を続けて、親の財産を食い潰して高齢者になったころに生活保護でも受けていたのではないかと思う。
家族がいたから真人間でいられる。
何も捨てずに歩んでいきたい
ブログでも報告したが、4月1日付で係長に昇進した。入社して2年足らずで係長に昇進するとか普通の会社ではありえないこと。あり得るとすれば、せいぜいゴリゴリの体育会系で成果主義のブラック企業の営業職ぐらい。活字だけ見ると凄いとか思われたりもするかもしれないが、実際は年商10億に満たない中小企業で正社員50名足らずの会社。もう一つ言えば、正社員に対して圧倒的に非正規社員の数が多い会社。
社長から役員までは身内で固め、私より若い社長の娘までもが課長職という組織。そんなとこで係長になったところで先は見えている。
そんな先は見えている会社ではあるが、収入の面には満足している。サ責時代は手取り20万そこそこの年収308万だったが、今月は手取り28万円の年収400万円台ペース。
年収だけで見ると、100万円以上上がっている。
大手の会社であれば、一介護士の年収300万円台だったことを思うと、今の労働で年収400万超えるのはコスパが高い。
介護業界で転職するなら株式会社? それとも社会福祉法人?で、転職するなら株式会社の方がよいと書いた。社会福祉法人より出世が早いという意味も込めて書いた。今の会社で働いて感じるのは、株式会社でも中小企業で働くのが良いというのを付け加えたい。
これが合同会社や合資会社のような資本の少ない零細企業だったら駄目だけど。機会があれば中小企業で働くメリットでも書いてみようと思う。

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