個人的には大賛成です。
担い手が少ないのに介護福祉士のハードルを上げてどないするんだというのが本音であります。
実務者研修は450時間に受講費がかかります
施設で働いている正社員の公休は月に8日〜10日です。1日8時間、それを月8日受講しても1ヶ月に受講できる時間は64時間です。
公休を利用して講習を受けても約7ヶ月かかる。
以前も2年延期がありましたが、人手不足を考えると、これからも延期していく方向にあると思っています。
過去最高の倒産件数
介護業界は慢性的な人手不足です。うちの会社も人手不足が原因でデイサービス事業を縮小せざる得ない状況になったことがあります。
人手不足から需要と供給のバランスが保てないのです。
2013年の介護事業の倒産は前年より6割増の44件でした。
資金繰りで倒産した会社もあれば、人手不足で廃業した事業所もあります。
2025年問題を考える
2025年は団塊の世代が後期高齢者になる年で、その数はおよそ700万人。
全体で後期高齢者が2179万人になります。
2025年は要介護・要支援者が755万人になると予測されて、介護者も249万人必要とされます。
10年先にこのような問題があるのに、何故、介護福祉士のハードルを上げるのか。
ますます担い手がいなくなるのではないでしょうか?
このままでは、サービスを受けたくても受けれない人が出てくるのではないか?

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